人見知り
「人見知りして泣く子」などのように使う「人見知り」という言葉。
「人見知り」は、訓読みで「ひとみしり」と読みます。
「人見知り」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「人見知り」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
人見知りの意味
「人見知り」には次の意味があります。
・子供などが、知らない人を見て、恥ずかしがったり嫌ったりすること。(出典:デジタル大辞泉)
生後6ヵ月頃の乳児から始まります。見慣れない者が近づくと微笑を示さなくなり、さらに恐れを示すようになる反応を指します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・ちょっと人見知りと言うか暗いと言うか、だから営業向きではなかった。
(出典:曽根圭介『鼻』)
・人見知りをせぬ子供のようであつかいやすい気を院はお覚えになった。
(出典:与謝野晶子『源氏物語』)
・人見知りが激しい上に気の弱い翔子にとって、それは大変な労苦だった。
(出典:井上堅二『バカとテストと召喚獣 6.5』)
・昨日はちゃんと話せていたと思うし、極度の人見知りというわけもない。
(出典:新井輝『ROOM NO.1301 2 同居人は×××ホリック?』)
・どちらかというと人見知りをする方なので、自分でもその理由がわからない。
(出典:森瑤子『愛の予感』)
類語
・引っ込み思案(よひっこみじあん)
意味:内気で、積極的に人前に出たり自分から行動を起こしたりすることができないこと。(出典:デジタル大辞泉)
・内弁慶(うちべんけい)
意味:家の中ではいばりちらすが、外へ出ては全く意気地がないこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・シャイ(shy)
意味: 内気ではにかみ屋であるさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・優柔不断(ゆうじゅうふだん)
意味:(出典:)
・小心翼々(しょうしんよくよく)
意味:気が小さく、いつもびくびくしているさま。(出典:デジタル大辞泉)