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叱責とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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叱責

「部下を叱責する」などのように使う「叱責」という言葉。

「叱責」は、音読みで「しっせき」と読みます。

「叱責」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「叱責」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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叱責の意味

「叱責」には次の意味があります。

・失策や怠慢などを叱りとがめること。(出典:大辞林 第三版)

「叱」は「しかる」、「責」は「とがめる」を意味する漢字です。
「とがめる」は「あやまちや罪を指摘し、非難する」という意味です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・そうかと言って彼女の仕事の最中に飛び出して叱責する勇気はなかった。
(出典:室生犀星『性に眼覚める頃』)

・課長が何を言っても、彼にとっては叱責と感じられるようになっていた。
(出典:クリスティ/松本恵子訳『アクロイド殺人事件』)

・事実彼自身このことを口にして、坂本清馬を叱責し、追放したのである。
(出典:山田風太郎『明治バベルの塔 -山田風太郎明治小説全集12』)

・マイクはもう愛も同情も叱責も忘れて冷淡に自分の異国妻を見るだろう。
(出典:山本道子『ベティさんの庭』)

・それでもなお読者の叱責をかうであろう点は、すべて訳者の責任である。
(出典:マクリーン『女王陛下のユリシーズ号』)

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類語

・懲戒(ちょうかい)
意味:不正または不当な行為に対して制裁を加えるなどして、こらしめること。(出典:デジタル大辞泉)

・小言(こごと)
意味:人をとがめる言葉。非難がましい言葉。(出典:大辞林 第三版)

・非難(ひなん)
意味:人の欠点や過失などを取り上げて責めること。(出典:デジタル大辞泉)

・咎める(とがめる)
意味:悪いこと・望ましくないこととして、注意したり責めたりする。なじる。非難する。(出典:大辞林 第三版)

・叱咤(しった)
意味:大声をあげてしかること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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