通院
「治療のために通院する」などのように使う「通院」という言葉。
「通院」は、音読みで「つういん」と読みます。
「通院」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「通院」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
通院の意味
「通院」には次の意味があります。
・病院などへ治療を受けに通うこと。(出典:デジタル大辞泉)
通院とは、多くの場合、一定回数病院に通うことを言います。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・これで毎日通院する必要がなくなったという、わずかな解放感があった。
(出典:花村萬月『イグナシオ』)
・そして今日で通院も最後という七日の朝、病院で僕の送別会が開かれる。
(出典:服部まゆみ『一八八八 切り裂きジャック』)
・しかし彼は、一度通院したきりで、もはや二度と病院には現れなかった。
(出典:浅野誠『ビジネスマンの精神病棟』)
・誰がこの病院に通院していましたなんて、明らかにするわけがない。
(出典:秋元康『着信アリ』)
・僕は、ここに通院することが決まってからずっと不安だったんだ。
(出典:佐竹彬『カクレヒメ 第1巻』)
類語
・外来(がいらい)
意味:病院に通って診察・治療を受けること。(出典:デジタル大辞泉)
・通う(かよう)
意味:一定の区間を定期的に、何度も行き来する。(出典:デジタル大辞泉)
・行き来(ゆきき)
意味:行くことと来ること。(出典:デジタル大辞泉)
・往復(おうふく)
意味:行きと帰り。(出典:デジタル大辞泉)
・入院(にゅういん)
意味:治療や検査を受けるため、ある期間病院にはいること。(出典:精選版 日本国語大辞典)