着信
「電報が着信する」などのように使う「着信」という言葉。
「着信」は、音読みで「ちゃくしん」と読みます。
「着信」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「着信」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
着信の意味
「着信」には次の意味があります。
・手紙・電報など通信文が到着すること。電話・電子メールなどの通信が届くこと。また、そのもの。受信。(出典:精選版 日本国語大辞典)
電報や電話、メールなどが届いた際の受信通知を意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・着信拒否されていると気づいたら話し中だと思い込むようにしています。
(出典:ヒロシ『ヒロシです。2』)
・おれは劉健一からの電話以外の着信をすべて拒否するように設定し直した。
(出典:馳星周『不夜城完結編 長恨歌』)
・妻にも伝えようと腰を上げたら、今度は電話の着信を報せる音が鳴った。
(出典:宮部みゆき『名もなき毒』)
・すぐに携帯電話を確認してみたが、やはり彼女からの着信はなかった。
(出典:神永学『コンダクター』)
・携帯に登録されていない番号の着信は、気味が悪くて、自分からは声が出ない。
(出典:水月郁見『たたかう!図書委員』)
類語
・着電(ちゃくでん)
意味:電信や電報がその宛先へ到着すること。また、その電信や電報。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・受信(じゅしん)
意味:電報または郵便物を受け取ること。(出典:デジタル大辞泉)
・通知(つうち)
意味:告げ知らせること。また、その知らせ。(出典:デジタル大辞泉)
・入電(にゅうでん)
意味:電報・電信などが来ること。また、その通信。(出典:デジタル大辞泉)
・便り(たより)
意味:何かについての情報。手紙。知らせ。(出典:デジタル大辞泉)