しょっちゅう
「しょっちゅう転ぶ」などのように使う「しょっちゅう」という言葉。
「しょっちゅう」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「しょっちゅう」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
しょっちゅうの意味
「しょっちゅう」には次の意味があります。
・いつも。しじゅう。(出典:デジタル大辞泉)
言い換えると、「しょっちゅう」は「高い頻度で」ということを意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・しょっちゅう彼が悲鳴をあげている理由がお分かりになったでしょうか?
(出典:三田誠『レンタルマギカ 第2巻 魔法使いVS錬金術師!』)
・しょっちゅう彼女を見てはいたが、心でその姿を見たことはなかった。
(出典:コードウェイナー・スミス『鼠と竜のゲーム』)
・魔法の宮殿に入る者はみな目かくしをされるのをしょっちゅう見てますよ。
(出典:アレクサンドル・デュマ/泉田武二訳『モンテ・クリスト伯』)
・しょっちゅう誰かが階段のところでわっしを呼んでいるような気がします。
(出典:ドーデ/村上菊一郎訳『風車小屋便り』)
・でもね、こんなことは初めてだし、しょっちゅうあることじゃないもの。
(出典:勝目梓『炸裂』)
類語
・度度(たびたび)
意味:何度も繰り返し行われるさま。いくども。しばしば。(出典:デジタル大辞泉)
・屡屡(しばしば)
意味:同じ事が何度も重なって行われるさま。たびたび。(出典:デジタル大辞泉)
・ちょくちょく
意味:わずかの間を置いて同じことが繰り返されるさま。たびたび。ちょいちょい。(出典:デジタル大辞泉)
・往往(おうおう)
意味:物事がしばしばあるさま。まま。(出典:デジタル大辞泉)
・頻り(しきり)
意味:同じことが何度も引き続き起こるさま。ひっきりなし。(出典:デジタル大辞泉)