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象徴とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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象徴

「平和の象徴」などのように使う「象徴」という言葉。

「象徴」は、音読みで「しょうちょう」と読みます。

「象徴」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「象徴」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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象徴の意味

「象徴」には次の意味があります。

抽象的な思想・観念・事物などを、具体的な事物によって理解しやすい形で表すこと。また、その表現に用いられたもの。シンボル。(出典:デジタル大辞泉)

わかりやすく言えば「言葉で表現しにくいことを、わかりやすく具体的なもので表現すること」という意味です。
その表現に用いられたもののことを「象徴」ということもあります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・われわれの食卓は貧しい上にほこりだらけである。これが日本の政治の象徴だとすると、われわれはどうすればいいのか。
(出典:下村湖人『青年の思索のために』)

・だからまた、文化勲章は日本文化を象徴するものとは限らないのである。
(出典:戸坂潤『日本の頭脳調べ』)

・私は日の当った風景の象徴する幸福な感情を否定するのではない。
(出典:梶井基次郎『冬の蠅』)

・私にとっては、この男が全ウォーフーン族の象徴になってしまったのである。
(出典:バローズ『火星のプリンセス』)

・その子は二つの国のあいだの平和の象徴となるだろう。
(出典:R・エイヴァリー『コンラッド消耗部隊(全4巻) 3 ゼロスの戦争ゲーム』)

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類語

寓意(ぐうい)
意味:ある意味を、直接には表さず、別の物事に託して表すこと。また、その意味。(出典:デジタル大辞泉)

隠喩(いんゆ)
意味:言葉の上では、たとえの形式をとらない比喩。(出典:大辞林 第三版)

直喩(ちょくゆ)
意味:修辞法における比喩の一。一つの事物を直接に他の事物にたとえること。(出典:大辞林 第三版)

比類(ひるい)
意味:それとくらべられるもの。同じたぐいのもの。(出典:デジタル大辞泉)

表徴(ひょうちょう)
意味:外面にあらわれたしるし。(出典:デジタル大辞泉)

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