アクロバット
「アクロバットな動きで注目される」などのように使う「アクロバット」という言葉。
「アクロバット」は、英語で「acrobat」と書きます。
「アクロバット」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「アクロバット」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
アクロバットの意味
「アクロバット」には次の意味があります。
・曲芸。軽業。また、それをする人。軽業師。(出典:デジタル大辞泉)
アクロバットの語は、ギリシア語のakrobatos(爪先で歩く者)に由来します。
古代ギリシア・ローマから中世を経て現代まで、祭りなどに大道芸として職業化しましたが、18世紀半ばからサーカスの演目に採り入れられ、19世紀末からはミュージック・ホールの出し物としても欠かせないものとなりました。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・ライブでは歌やダンスのほかにアクロバットや演劇を交えることもある。
・脱出術師はアクロバットが娘を身籠ったため公演を中止すると発表する。
・アクロバット走行や高速走行のできるレーシングコースも発売されている。
・ダンスとアクロバットを得意とし、現在は舞台中心に活動している。
・体操でインターハイに出場した経験があり、アクロバットを得意とする。
類語
・曲芸(きょくげい)
意味:普通の人にはできない、目先の変わった離れわざ。かるわざ、手品、曲馬、こま回しなどの見世物の類をいう。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・芸当(げいとう)
意味:人前で演ずる芸。特に、普通のものに真似できない特異な芸(出典:精選版 日本国語大辞典)
・軽業(かるわざ)
意味:綱渡り・はしご乗り・玉乗りなどの曲芸。また、その見世物。(出典:デジタル大辞泉)
・離れ業(はなれわざ)
意味:普通の人にはできない難しい芸当や振る舞い。(出典:デジタル大辞泉)
・サーカス(circus)
意味:動物と人間の曲芸を中心とした見世物。また、その一座。曲馬団。曲芸団。(出典:デジタル大辞泉)