上映
「話題作の上映をする」などのように使う「上映」という言葉。
「上映」は、音読みで「じょうえい」と読みます。
「上映」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「上映」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
上映の意味
「上映」には次の意味があります。
・映画をうつして観客に見せること。(出典:デジタル大辞泉)
映画を映写し移すことを意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・まだ記憶は画面に上映されていて、単に一時停止されていただけだった。
(出典:入間人間『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 2 善意の指針は悪意』)
・だから観た人は幸運にもたまたまアメリカで上映時にいた人に限られる。
(出典:赤瀬川隼『人は道草を食って生きる』)
・劇場で上映するものでなく、当初からビデオでリリースするやつですよ。
(出典:霞流一『フォックスの死劇』)
・食事が終わり、映画の上映が終わり、何もすることがなくて横になった。
(出典:野沢尚『龍時(リュウジ)1─2』)
・上映作品の一覧を見てみると、ちょうど子供向けの映画がやっていた。
(出典:片山憲太郎『紅 第3巻 ~醜悪祭~ (上)』)
類語
・映写(えいしゃ)
意味:映画・スライドなどをスクリーンに映すこと。(出典:デジタル大辞泉)
・試写(ししゃ)
意味:映画を、一般公開に先立って、関係者や批評家などに見せるために映写すること。(出典:デジタル大辞泉)
・クローズアップ(close-up)
意味:映画や写真で、被写体またはその一部分を、画面いっぱいに拡大して映すこと。大写し。アップ。(出典:デジタル大辞泉)
・大写し(おおうつし)
意味:クローズアップ。(出典:デジタル大辞泉)
・投影(とうえい)
意味:物の影を平面に映し出すこと。また、その影。(出典:デジタル大辞泉)