飛翔体
「飛翔体を発射する」などのように使う「飛翔体」という言葉。
「飛翔体」は、音読みで「ひしょうたい」と読みます。
「飛翔体」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「飛翔体」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
飛翔体の意味
「飛翔体」には次の意味があります。
・高空を飛翔する人工物。(出典:デジタル大辞泉)
「飛翔体」をわかりやすく言うと「空中を飛んで移動する人工の物体。」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・星の果てへ放逐されたときも、自分の領土を飛翔体に貼りつけて行ったんだぜ。
(出典:菊地秀行『吸血鬼ハンター12c D-邪王星団3』)
・同時に複数の方向から襲い掛かる飛翔体に対し、同時に対処したという点だ。
(出典:佐島勤『魔法科高校の劣等生 9 来訪者編 <上>』)
・この惑星では、飛翔体はすべて、同じ空間ゼロ化駆動方式を使っているのである。
(出典:E・E・スミス/川口正吉訳『スカイラーク3』)
・飛翔体にはまだ少量の推薬が残っていたが、行動の自由はきわめて限られていた。
(出典:クラーク『楽園の泉』)
・物体としか言いようのない、全長三、四メートルの飛翔体が無数に乱舞し、こちらを射角に捉えるやビームの線条をのばしているのだった。
(出典:福井晴敏『∀ガンダム(下)』)
類語
・ミサイル
意味:通常、軍事目的のため、爆発物を遠距離に放擲(ほうてき)するための飛翔(ひしょう)体。(出典:デジタル大辞泉)
・ロケット
意味:推進剤を燃焼させ、噴出するガスの反動によって前進する装置。また、それで推進される飛行体。(出典:デジタル大辞泉)
・誘導弾
意味:核弾頭などの弾頭を備え、ロケットまたはジェットエンジンによって発射・推進し、電波・慣性・レーザーなどによって目標に誘導される兵器。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・人工衛星(じんこうえいせい)
意味:ロケットで打ち上げられ、地球や月など太陽系の惑星の周囲を公転する人工の物体。(出典:デジタル大辞泉)
・航空機(こうくうき)
意味:人が乗って空中を航行する機器の総称。(出典:デジタル大辞泉)