初陣
「初陣を迎える」などのように使う「初陣」という言葉。
「初陣」は、重箱読みで「ういじん」と読みます。
「初陣」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「初陣」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
初陣の意味
「初陣」には次の意味があります。
・初めて戦いに参加すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「初陣」をわかりやすく言うと「記念すべき一戦目」という意味になります。
具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・わずか二週間の訓練で初陣を迎えた自分たちは格好の実験材料であった。
(出典:榊涼介『ガンパレード・マーチ 13-山口防衛戦2』)
・だが、ここでは、そのような初陣争いがわれわれの興味の対象ではない。
(出典:飯沼和正『あるのかないのか? 日本人の創造性』)
・この土地はわしの初陣の場所じゃから、わしにはとくに興味があるのです。
(出典:ドイル/延原謙訳『ドイル傑作集 クルンバの悲劇』)
・まだ初陣を果たしていない若者には、熱さになれる練習にはなるでしょう。
(出典:森岡浩之『星界シリーズ 3 家族の食卓』)
・フレイム王国の現状を考え、パーンはこの初陣の話はしないことにした。
(出典:水野良『ロードス島戦記 6 ロードスの聖騎士(上)』)
類語
・出陣(しゅつじん)
意味:戦い・試合に出ること。(出典:デジタル大辞泉)
・開戦(かいせん)
意味:戦争の開始をいう。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))
・懸軍(けんぐん)
意味:後方や本国から遠く離れて、敵陣深く入り込むこと(出典:デジタル大辞泉)
・征戦(せいせん)
意味:出かけて行って戦うこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・外征(がいせい)
意味:外国へ兵を出して戦うこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)