貯蔵
「貯蔵庫」などのように使う「貯蔵」という言葉。
「貯蔵」は、音読みで「ちょぞう」と読みます。
「貯蔵」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「貯蔵」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
貯蔵の意味
「貯蔵」には次の意味があります。
・物を蓄えておくこと。ためておくこと。(出典:デジタル大辞泉)
「貯蔵」をわかりやすく言うと「物や食料を蓄えておくこと」という意味になります。
具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・そのへん一帯に合計十三本のビスケットが貯蔵されているはずである。
(出典:井上ひさし『ドン松五郎の生活』)
・車の駐車の場所があり、その後ろには、たくさんの暗い貯蔵室があった。
(出典:E・R・バローズ『創元初訳版/金星シリーズ(全5巻) 2 金星の死者の国』)
・二人でどこに行って、何をどれだけしたという記憶をどんどん貯蔵していた。
(出典:伊藤たかみ『指輪をはめたい』)
類語
・備蓄(びちく)
意味:万一のためにそなえて財物などをたくわえること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・集積(しゅうせき)
意味:集めて貯えること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・蓄蔵(ちくぞう)
意味:集めて貯えること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・貯留(ちょりゅう)
意味:水などがたまること。また、ためること。(出典:デジタル大辞泉)