めぼしい
「めぼしいものが無い」などのように使う「めぼしい」という言葉。
「めぼしい」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「めぼしい」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
めぼしいの意味
「めぼしい」には次の意味があります。
・特に目だっている。値うちがありそうである。著しい。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「めぼしい」をわかりやすく言うと、「人目をひく」という意味です。
「めぼしい」は「目星(めぼし)」を形容詞化した言葉と言われています。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・そこから五分ぐらいかけて、めぼしい所は調べ終わった。
(出典:鎌池和馬『とある科学の超電磁砲』)
・彼は金を持たず、これといっためぼしい財産もなかったが、友に恵まれていた。
(出典:リチャード・フッカー『続・マッシュ』)
・前方にめぼしい敵がいなくなったとわかったのならなおさらだ。
(出典:森岡浩之『星界シリーズ 2 守るべきもの』)
・机の周辺にはほかにめぼしいものがなく、部屋をあちこち漁ってみることにした。
(出典:岩田洋季『月の盾』)
・めぼしい参加者全員に同じような提案をしている可能性を考えてな。
(出典:井上堅二『バカとテストと召喚獣 2』)
類語
・有用(ゆうよう)
意味:役に立つこと。つかいみちがあること。また、そのさま。有益。うよう。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・貴重(きちょう)
意味:非常に大切であるさま。価値があるさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・際立つ(きわだつ)
意味:とりわけ人目をひく。きわだって見える。(出典:デジタル大辞泉)
・目立つ(めだつ)
意味:(出典:)
・一際(ひときわ)
意味:他と比べて特に目立っているさま。一段と。(出典:デジタル大辞泉)