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ずる賢いとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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ずる賢い

「あいつはずる賢い奴だ」などのように使う「ずる賢い」という言葉。

「ずる賢い」は、訓読みで「ずるがしこい」と読みます。

「ずる賢い」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「ずる賢い」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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ずる賢いの意味

「ずる賢い」には次の意味があります。

悪知恵がはたらく。狡猾である。(出典:デジタル大辞泉)

「ずる賢い」という言葉をわかりやすく言うと、「ずるいやり方を上手に思いつく」という意味です。
漢字では「狡賢い」と書きます。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・神のお創りになった動物の中でも一番ずる賢いあの蛇が女に言いました。
(出典:チョーサー/西脇順三郎訳『カンタベリ物語(下)』)

・あのずる賢いカシュタルの犬め、おれたちの先手を打ちやがったようだ。
(出典:リン・カーター『レムリアン・サーガ/ゾンガーシリーズ(全6巻) 6 海賊と闘うゾンガー』)

・私と同じ部隊にいた男ですが、ずる賢い奴で、みんなに嫌われていました。
(出典:赤川次郎『幽霊列車』)

・そこに残っている狡猾な野獣は、狐のようにずる賢い本能を持っていた。
(出典:C・L・ムーア『N・W・スミス&ジレル・シリーズ(全4巻) 2 異次元の女王』)

・猫はずる賢くて、どうしようもない動物だと思っていたのである。
(出典:群ようこ『ネコの住所録』)

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類語

腹黒い(はらぐろい)
意味:心に何か悪だくみをもっている。陰険で意地が悪い。(出典:デジタル大辞泉)

小賢しい(こざかしい)
意味:何かにつけて要領よく振る舞っている。悪賢くて抜け目がない。(出典:デジタル大辞泉)

狡猾(こうかつ)
意味:ずるく悪賢いこと。また、そのさま。(出典デジタル大辞泉)

老獪(ろうかい)
意味:いろいろ経験を積んでいて、悪賢いこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

性悪(しょうわる)
意味:性質の悪いこと。また、そのさまや、その人。(出典:デジタル大辞泉)

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