ガッツ
「若いのにガッツがある」などのように使う「ガッツ」という言葉。
英語では、「guts」と表記します。
「ガッツ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ガッツ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ガッツの意味
「ガッツ」には次の意味があります。
・ がんばる気力。根性。(出典:デジタル大辞泉)
「若いのにガッツがある」ならば、「若いのに根性がある」という意味になります。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・俺が言いたいのは、「君はもっとガッツのある女だと思っていた」ってことだ。
(出典:賀東招二『フルメタル・パニック!12 ずっと、スタンド・バイ・ミー(下)』)
・ここは少年漫画的ガッツを見せるような場面でもありませんってばーっ!!
(出典:鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第9巻』)
・「おまえのどこが、走りにガッツ入れてるんだよ」と、諒は言い放った。
(出典:矢作俊彦『夏のエンジン』)
・ミッシェルは試合に勝ったかのようにガッツを見せた。
(出典:藤田宜永『ダブル・スチール』)
・運もなかったがジャンキーとして生きるガッツすらなかった。
(出典:石丸元章『SPEED スピード』)
類語
・根性(こんじょう)
意味:物事をあくまでやりとおす、たくましい精神。(出典:デジタル大辞泉)
・気骨(きこつ)
意味:どんな障害にも屈服しないで、貫き通そうとする強い心。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・気概(きがい)
意味:困難にくじけない強い意志。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・胆力(たんりょく)
意味:事にあたって、恐れたり、尻ごみしたりしない精神力。(出典:デジタル大辞泉)
・意気(いき)
意味:事をやりとげようとする積極的な気持ち。(出典:デジタル大辞泉)