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災害とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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災害

「災害対策」などのように使う「災害」という言葉。

「災害」は、音読みで「さいがい」と読みます。

「災害」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「災害」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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災害の意味

「災害」には次の意味があります。

天災、火災、事故など思いがけず受けるわざわい。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「災」と「害」はどちらも「わざわい」を意味する漢字であり、「災害」は同じ意味の漢字を重ねた二字熟語です。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・戦争があったわけでもなく災害に見舞われたのでもない。
(出典:山口瞳『酔いどれ紀行』)

・彼女も、災害で家族を失った悲しい経験があるのかもしれない。
(出典:山本弘『神は沈黙せず』)

災害地へ行って、罹災者から当日夜の状況について聞きとりをするのだ。
(出典:柳田邦男『空白の天気図』)

・不測の事故や災害や失敗や病気や偶然がそれを挫折させるかもしれない。
(出典:八木誠一『キリストとイエス―聖書をどう読むか』)

・こんな男の案内をしていた日には、こちらまで災害に見舞われかねない。
(出典:隆慶一郎『一夢庵風流記』)

・彼または彼女も、災害で家族を失った悲しい経験があるのかもしれない。
(出典:山本弘『神は沈黙せず』)

・接触によっていかなる小災害がもたらされるかが当面の重要問題でした。
(出典:ポー/八木敏雄訳『ポオのSF 第2巻』)

・おそらく今度と同じか、むしろもっと甚だしい災害に襲われそうである。
(出典:寺田寅彦『鑢屑』)

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類語

変災へんさい
意味:事変や天災から受ける災難。(出典:デジタル大辞泉)

天災てんさい
意味:自然によってもたらされる災害。(出典:自然によってもたらされる災害。)

災難さいなん
意味:思いがけず身にふりかかってくる不幸な出来事。(出典:デジタル大辞泉)

災禍さいか
意味:天災や事故によって受けるわざわい。(出典:デジタル大辞泉)

厄災やくさい
意味:ふりかかってくる不幸なできごと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

災厄(さいやく)
意味:ふりかかってくる不幸なできごと。わざわい。(出典:精選版 日本国語大辞典)

災禍(さいか)
意味:天災や事故によって受けるわざわい。(出典:デジタル大辞泉)

罹災(りさい)
意味:地震・火事などの災害にあうこと。(出典:デジタル大辞泉)

被災(ひさい)
意味:災害にあうこと。(出典:デジタル大辞泉)

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