ストーキング
「ストーキングされる」などのように使う「ストーキング」という言葉。
英語では「stalking」と表記します。
「ストーキング」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ストーキング」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ストーキングの意味
「ストーキング」には次の意味があります。
・自分が一方的に関心を抱いた相手にしつこくつきまとうこと。(出典:デジタル大辞泉)
「ストーキング」をする人を「ストーカー」と言います。
ストーキングは、自分の一方的な関心によるものであり、相手は迷惑していることがほとんどです。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・四日前からの、お嬢ちゃんのストーキングは、きちんと効果を発揮していたということだよ。
(出典:西尾維新『化物語(上)』)
・そうして誕生したカップルの後で、ニヤニヤしながらストーキングしてたわけね、あんたは。
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 10 昼壊し編』)
・以前はストーキングしてる身でありながら串を知らないなんて恥ずかしい事してたけど、今は違う。
(出典:宮谷シュンジ『絶望の世界 1光と影の世界 ~僕の日記・迷走編~』)
・刑務所に入ったら僕のストーキングもできなくなるんだ。
(出典:五百香ノエル『天秤座号殺人事件』)
・日本人宇宙飛行士・狩野すみれへの太平洋を越えたストーキング行為で、彼女のエージェントから訴えられたのは、やっぱり相当痛かった。
(出典:竹宮ゆゆこ『とらドラ・スピンオフ3! 俺の弁当を見てくれ』)
類語
・付け回す(つけまわす)
意味:どこまでもうるさくあとをつける。 (出典:大辞林 第三版)
・追い回す(おいまわす)
意味:逃げるものをあちこちと追いかける。(出典:大辞林 第三版)
・纏わりつく(まつわりつく)
意味:絶えず離れないでくっついている。(出典:大辞林 第三版)
・付け狙う(つけねらう)
意味:たえずあとをつけて、機会をうかがう。(出典:大辞林 第三版)