月極
「月極駐車場」などのように使う「月極」という言葉。
「月極」は、訓読みで「つきぎめ」と読みます。
「月極」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「月極」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
月極の意味
「月極」には次の意味があります。
・1か月を単位として契約などをきめること。(出典:デジタル大辞泉)
「月極駐車場」で「月額払いで賃貸契約する駐車場」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・そこはかなり広い月極の駐車場だが、車はまばらにしか駐まっていない。
(出典:西風隆介『神の系譜I 竜の封印』)
・その近所にある古い定食屋に月極二万円で三食の世話をしてもらうことになった。
(出典:リリー・フランキー『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』)
・月極参拝者が二万人もあって、寺では財産が十万円も出来たという。
(出典:伊藤整『太平洋戦争日記(二)』)
・僕は毎朝止めているので有料駐輪場と月極で契約してるんだ。
(出典:谷川流『涼宮ハルヒシリーズ 9 涼宮ハルヒの分裂』)
・午前九時にやってくる月極のタクシーがすでに玄関わきで彼女の出勤を待っていた。
(出典:吉行エイスケ『職業婦人気質』)
類語
・約束(やくそく)
意味:当事者の間で取り決めること。(出典:デジタル大辞泉)
・宣誓(せんせい)
意味:多くの人の前で自分の誠意を示すための誓いのことばを述べること。(出典:日本国語大辞典)
・契約(けいやく)
意味:二人以上の当事者の意思表示の合致によって成立する法律行為。(出典:デジタル大辞泉)
・約定(やくじょう)
意味:約束して定めること。とりきめ。約束。(出典:日本国語大辞典)
・契り(ちぎり)
意味:ちぎること。約束。誓い。(出典:デジタル大辞泉)