ローン
「ローンを組む」などのように使う「ローン」という言葉。
英語では「loan」と表記します。
「ローン」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ローン」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ローンの意味
「ローン」には次の意味があります。
・貸付。貸付金。(出典:デジタル大辞泉)
銀行などが期限や利子などの条件のもとに、お金を貸し付けることです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・亡くなったとき、家のローンのほかに、いくらか借金があったそうです。
(出典:宮部みゆき『名もなき毒』)
・そのコートのローンがまだかなり残っていることをどうしても意識してしまう。
(出典:阿部牧郎『危険な秋』)
・きみはわたしが裏切ったと解釈してローンの申しこみを拒絶するだろう。
(出典:ロバート・アスプリン『銀河おさわがせ中隊』)
・いまの言葉で言えばローンで農民は土地を手に入れたのです。
(出典:井上ひさし『コメの話』)
・両親は今も、形のないものに気の遠くなるようなローンを払いつづけている。
(出典:垣根涼介『ヒート アイランド』)
類語
・融資(ゆうし)
意味:資金を融通すること。(出典:デジタル大辞泉)
・約束手形(やくそくてがた)
意味:振出人が名宛人に対し、一定の金額を一定の期日・場所で支払うことを約束する手形。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・出挙(すいこ)
意味:古代、農民へ稲の種もみや金銭・財物を貸し付け、利息とともに返還させた制度。(出典:デジタル大辞泉)
・貸出(かしだし)
意味:金銭、本などの品物、その他を貸すこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・借款(しゃっかん)
意味:金銭を借り入れること。(出典:精選版 日本国語大辞典)