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定評とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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定評

「若い層に定評のある商品」などのように使う「定評」という言葉。

「定評」は、音読みで「ていひょう」と読みます。

「定評」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「定評」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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定評の意味

「定評」には次の意味があります。

世間に広く認められ、妥当と考えられている評判、評価。現在は、よい評価にいう場合が多い。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「定評のある商品」と使うと「世間から妥当な評価を受けている商品」や「世間から良い評価を受けている商品」という表現になります。
現在では後者のポジティブな表現で使われることが多いです。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・僕の相手は級長をしている体の大きい子でがり勉だという定評があった。
(出典:吉田知子『無明長夜』)

・氏の所に送れば、すべて解決できるという定評になっていたためであった。
(出典:三浦綾子『塩狩峠 道ありき』)

・すでに定評を得ていた摂津酒造の製品は生産が追いつかないほどであった。
(出典:川又一英『ヒゲのウヰスキー誕生す』)

・しかしながら定評とか他人の意見とかにばかり頼るということは危険である。
(出典:三木清『如何に読書すべきか』)

・この男の酒癖の悪さは、彼の立ち回り先である下谷界隈でも定評がある。
(出典:藤水名子『浪漫’s 見参!桜子姫』)

類語

下馬評げばひょう
意味:第三者が興味本位にするうわさ・批評。(出典:デジタル大辞泉)

衆口しゅうこう
意味:多くの人のことば。また、世間一般の評判。(出典:精選版 日本国語大辞典)

札付ふだつき
意味:定評のあること。知れわたっていること。また、その人。多く、悪い評判についていう。(出典:精選版 日本国語大辞典)

外聞がいぶん
意味:内部の事が他人に知られること。また、知られたときの世間での評判。(出典:デジタル大辞泉)

声価せいか
意味:人や事物に対する世間の評判。名声。(出典:デジタル大辞泉)

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