論点
「話の論点」などのように使う「論点」という言葉。
「論点」は、音読みで「ろんてん」と読みます。
「論点」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「論点」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
論点の意味
「論点」には次の意味があります。
・議論の中心となる問題点。(出典:デジタル大辞泉)
特に会議中はこの論点を解決出来る様、仮説を立て実行までのプロセスを考える事が重要になります。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・以上の論点との関連からひとつの事実だけをここでは指摘しておきたい。
(出典:阿部謹也『ハーメルンの笛吹き男 ――伝説とその世界』)
・別に歌子は意識してリタの質問の論点を外したわけではなさそうだった。
(出典:森瑤子『望郷』)
・この論点については、次節以降で主題的に検討することになるだろう。
(出典:熊野純彦『レヴィナス入門』)
・自分たちがどれくらい疑われているか、ということが主な論点だった。
(出典:森博嗣『G 1 φは壊れたね』)
・エロス讃美の第二の論点は、愛し合う者に見られる行為の美しさである。
(出典:プラトン/戸塚七郎訳『饗宴』)
類語
・核心(かくしん)
意味:物事の中心となる大切なところ。
(出典:デジタル大辞泉)
・争点(そうてん)
意味:争いの的になっている主要点。
(出典:デジタル大辞泉)
・焦点(しょうてん)
意味:物事のいちばん重要な点。
(出典:デジタル大辞泉)
・重点(じゅうてん)
意味:物事のいちばん大切なところ。
(出典:デジタル大辞泉)
・急所(きゅうしょ)
意味: 物事の最も大事な所。
(出典:デジタル大辞泉)