税務
「税務上の申告」などのように使う「税務」という言葉。
「税務」は、音読みで「ぜいむ」と読みます。
「税務」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「税務」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
税務の意味
「税務」には次の意味があります。
・租税の賦課・徴収に関する行政事務。（出典：デジタル大辞泉）
会社が申告しなければならない税の種類は「法人税」「消費税」「法人事業税」「法人住民税」の４つになります。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・それを、わたしのせいで書類にして、税務所まで出掛けて行ってしまった。
（出典：北村薫『覆面作家の夢の家』）
・税務上のみなし法人とはなっているものの、基本的には個人の集まりである。
（出典：宮川典子『青空文庫ものがたり』）
・ある日、私の留守中に税務官吏が来て、家内に売上高と店員数を訊ねた。
（出典：相馬愛蔵『私の小売商道』）
・税務事務所にお勤めの、ご近所の方ですわ。
（出典：シムノン／矢野浩三郎訳『メグレとベンチの男』）
・税務監督局の課長さんであった。
（出典：吉川英治『忘れ残りの記』）
類語
・租税(そぜい)
意味：国または地方公共団体が、その経費に充てるために、法律に基づいて国民や住民から強制的に
徴収する金銭。
（出典：デジタル大辞泉）
・財務(ざいむ)
意味：財政に関する事務。
（出典：デジタル大辞泉）
・会計(かいけい)
意味：経済状態。ふところ具合。
（出典：精選版 日本国語大辞典）
・社務(しゃむ)
意味：会社の事務。
（出典：デジタル大辞泉）
・義務(ぎむ)
意味：法律によって人に課せられる拘束。
（出典：デジタル大辞泉）
