インフルエンザ
「インフルエンザワクチン」などのように使う「インフルエンザ」という言葉。
「インフルエンザ」は、英語で「influenza」と書きます。
「インフルエンザ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「インフルエンザ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
インフルエンザの意味
「インフルエンザ」には次の意味があります。
・インフルエンザウイルスを病原とする急性の呼吸器感染症。(出典:デジタル大辞泉)
「インフルエンザ」は「感染症」のことで、この感染症の原因となるウィルスが「インフルエンザウィルス」です。
具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・しかしその当時はインフルエンザと呼ばずに普通はお染風といっていた。
(出典:岡本綺堂『二階から』)
・流行のインフルエンザに罹って五日ばかりの後に死んだというのである。
(出典:岡本綺堂『離魂病』)
・ついこの間の事だが、僕の親戚の者がやはりインフルエンザに罹かかってね。
(出典:夏目漱石『琴のそら音』)
・第一期はインフルエンザ様の症状がみられ、1週間程度で症状が消える。
(出典:石田衣良『池袋ウエストゲートパーク 第3巻 骨音』)
類語
・感冒(かぜ)
意味:くしゃみ・鼻水・発熱・倦怠感(けんたいかん)などの症状を示す急性の呼吸器疾患。(出典:デジタル大辞泉)
・流行風邪(はやりかぜ)
意味:ある時期にたくさんの人がかかる感染力の強いかぜ。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・急性上気道炎(きゅうせいじょうきどうえん)
意味:上気道に急性炎症を起こしたものの総称で、かぜ症候群とも呼ばれます。(出典:六訂版 家庭医学大全科)
・はやり風邪
意味:ある時期にたくさんの人がかかる感染力の強いかぜ。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・流行性感冒(りゅうこうせい‐かんぼう)
意味:インフルエンザウイルスによって起こる急性伝染性の感冒。多く冬季に流行する。(出典:精選版 日本国語大辞典)