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柔和とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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柔和

「柔和なまなざし」などのように使う「柔和」という言葉。

「柔和」は、音読みで「にゅうわ」と読みます。

「柔和」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「柔和」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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柔和の意味

「柔和」には次の意味があります。

性質や態度が、ものやわらかであること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

柔らかく和むものを表現する際に使用します。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・もちろん顔には心とはうらはらに柔和な笑顔を浮かべてはいるつもりだ。
(出典:山崎マキコ『ためらいもイエス』)

・スミスはその柔和な顔だちに諦観の色が濃くなっていくのを眺めていた。
(出典:C・L・ムーア『N・W・スミス&ジレル・シリーズ(全4巻) 2 異次元の女王』)

・しかしごく気の小さい好人物で柔和な目にはどこやら人を引く力はあった。
(出典:寺田寅彦『花物語』)

・彼にとって、運命はまだ、柔和な老婦人の横顔を見せているようだった。
(出典:田中芳樹『銀河英雄伝説 6 飛翔編』)

・しかし、柔和な父親の顔は一瞬のことで、すぐにきびしい表情に戻った。
(出典:内田康夫『斎王の葬列』)

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類語

穏やか(おだやか)
意味:静かでのどかなさま。安らか。(出典:デジタル大辞泉)

温良(おんりょう)
意味:性質などがおだやかで、すなおなこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

温順(おんじゅん)
意味:(人柄や言動などが)おだやかで、すなおなこと。ひかえめで、やさしいさま。温和、柔順なさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

和む(なごむ)
意味:気持ちなどを落ち着かせる。やわらげる。静める。(出典:デジタル大辞泉)

柔らかい(やわらかい)
意味:おだやかである。柔和である。(出典:デジタル大辞泉)

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