サブスクリプション
「月ごとに料金が発生するサブスクリプション方式」などのように使う「サブスクリプション」という言葉。
英語では「subscription」と表記します。
「サブスクリプション」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「サブスクリプション」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
サブスクリプションの意味
「サブスクリプション」には次の意味があります。
・消費者が財やサービスを購入するに当たって、具体物としての財の数やサービスの量、回数ではなく、それらを一定期間利用したり享受したりする権限の提供を受け、その資格を期間中保持することに対して対価を支払う契約のこと。（出典：(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」）
「サブスクリプション」は、日本では「定額制」「定額課金」などと訳されます。例えば、CDやDVDなどの物を「所有」するのではなく、そこに記録された情報を「利用」し「体験」する消費スタイルへの転換を意味しています。
具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・同時に第5期で発表された全曲のサブスクリプション配信も開始された。WANDSの楽曲が公式にサブスクリプション配信されるのは、今回が初となる。
・サブスクリプションの先駆けと言われているのが、アメリカに本社を置くアドビのソフトウェアです。以来「毎月定額制」のシステムは音楽配信・動画配信などのITサービスを中心にヒットを続けています。
・私の友人は、スマートフォンに入れて持ち歩けるという理由から、月額料金が安い「サブスクリプションサービス」を利用している。
類語
・予約販売（よやくはんばい）
意味：あらかじめ購入の申し込みを募集し、申し込み者にだけ物品を販売すること。（出典：小学館）
・予約購読（よやくこうどく）
意味：外国雑誌などの定期刊行物に対して，大学図書館や専門図書館が行っている購入方法．あらかじめ1年分を予約し，購読料を前納すること。（出典：図書館情報学用語辞典 第4版）
・定期購読（ていがくこうどく）
意味：定期刊行物を毎号購読すること、または、毎号購読する前提であらかじめ購読契約を行うこと、などを意味する表現。（出典：実用日本語表現辞典）
・定額制（ていがくせい）
意味：一定の料金を払うことで、期間中に何度でもサービスが受けられる形態のこと。（出典：小学館）
・購読（こうどく）
意味：書籍・新聞・雑誌などを買って読むこと。（出典：小学館）
