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先駆者とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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先駆者

「環境活動の先駆者である」などのように使う「先駆者」という言葉。

「先駆者」は、音読みで「せんくしゃ」と読みます。

「先駆者」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「先駆者」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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先駆者の意味

「先駆者」には次の意味があります。

他に先立って事の重要さに気がつき、それを実行する人。事を他にさきがけて行なった人。(出典:精選版 日本国語大辞典)

時代の流れや変化に敏感に対応しながら、他に先立って新たな分野を切り開いていく人、という意味です。
「先駆」は「さきがけ」とも読み、わかりやすく言えば「他に先駆けて行う人」が「先駆者」です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・古い男である彼は、映像文化の先駆者であるそれらの人たちを心から尊敬していた。(出典:小林信彦『紳士同盟ふたたび』)

・彼らは皆先駆者の思想や意志を継承し、それに基いておのれの計画を立てたのである。(出典:和辻哲郎『鎖国日本の悲劇 (前編)』)

・全世界いたるところ、科学のための殉難者は数多い。先駆者が犠牲を払ったおかげで、ほかの者が安全にそれと同じことをやってのけられる。(出典:クリスティ/河野一郎,他訳『事故…クリスティ犯罪・怪奇傑作集』)

・文化意識は社会意識の先駆者であるが、同時にそれだけ異端者なのである。(出典:戸坂潤『現代唯物論講話』)

・これに関係のある発見をしてノーベル賞をもらった学者は、たくさんいる。先駆者の研究を踏み台にして、一歩一歩ここ二十五年ばかりのあいだに前進してきたのだ。(出典:カーソン/青樹簗一訳『沈黙の春』)

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類語

開拓者かいたくしゃ
意味:まだ他の人が手をつけていない領域を切り開き、おしすすめてゆく人。(出典:精選版 日本国語大辞典)

先覚者せんかくしゃ
意味:人々より先に物事の道理や時代の流れの変化を見抜き、事を行った人。(出典:デジタル大辞泉)

草分けくさわけ
意味:ある物事を初めて行うこと。(出典:デジタル大辞泉)

パイオニア
意味:他に先駆けて物事を始める人。(出典:デジタル大辞泉)

イノベーター
意味:革新者。新技術などの導入者。(出典:デジタル大辞泉)

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