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搭載とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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搭載

「ミサイルを搭載した原子力潜水艦」などのように使う「搭載」という言葉。

「搭載」は、音読みで「とうさい」と読みます。

「搭載」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「搭載」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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搭載の意味

「搭載」には次の二つの意味があります。

1 艦船・車両・航空機などに物資を積み込むこと
2 機器・自動車などに、ある装備や機能を組み込むこと(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

搭載の意味①「艦船・車両・航空機などに物資を積み込むこと」

「搭載」の一つ目の意味は「艦船・車両・航空機などに物資を積み込むこと」です。

「戦闘機を搭載した空母」のように使います。
わかりやすく言うと、何らかの輸送手段にものを積み込んで移動させられる状態のことです。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・船腹を開いて、搭載してきた数台の地上車をクレーンで地上におろした。
(出典:光瀬龍『東キャナル文書』)

・ミシシッピはサスクェハナと同様の蒸気船だが、他の二艦は帆船だった。と言っても当時としては最新鋭の武器を搭載したアメリカの誇る船たちだ。
(出典:高橋克彦『火城』)

・装置のない自衛隊機が、存在しない核兵器をいかにして搭載できるのか?
(出典:森村誠一『黒い墜落機(ファントム)』)

搭載されている宇宙艇は、化学燃料で動く作業艇が四隻あるだけだった。
(出典:森岡浩之『星界シリーズ 1 星界の断章 I』)

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類語

船積み(ふなづみ)
意味:船に貨物を積み込むこと。(出典:デジタル大辞泉)

積込む(つみこむ)
意味:荷物を船や車・貨車などに積み入れる。(出典:デジタル大辞泉)

積載(せきさい)
意味:積みのせること。船や車などに荷物を積むこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

載せる(のせる)
意味:乗り物の上、または中に人や物を置く。(出典:デジタル大辞泉)

搭載の意味②「機器・自動車などに、ある装備や機能を組み込むこと。」

「搭載」の二つ目の意味は「機器・自動車などに、ある装備や機能を組み込むこと。」です。

「カメラ機能を搭載した携帯電話」などのように使います。
何か必要なもの(装置など)を備え付けるという意味です。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・洗濯機は何も言わない。搭載されたAIに会話機能がないのだから何も言わないのが当然だ。
(出典:鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 SS』)

・このマシンには、従来どおり日本電気製のベーシックが搭載されていた。
(出典:富田倫生『パソコン創世記』)

・あの艦には高度な暗号分析コンピューターも搭載されていましたから。
(出典:小川一水,田中芳樹『レインボウ・プラネット 灼熱の竜騎兵シェアードワールズ』)

・そのくらいの軌道計算は、戦闘機に搭載されたコンピュータで可能だ。
(出典:今野敏『宇宙海兵隊ギガース3』)

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類語

積む(つむ)
意味:物の上にさらに物を置く。(出典:デジタル大辞泉)

載積(さいせき)
意味:積みこんでのせること。(出典:デジタル大辞泉)

被せる(かぶせる)
意味:上から覆うように物を載せる。(出典:デジタル大辞泉)

充電(じゅうでん)
意味:人が次の活動に備えて、活力を蓄えること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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