気迫
「気迫を感じる」などのように使う「きはく」という言葉。
「気迫」は、音読みで「きはく」と読みます。
「気迫」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「気迫」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
気迫の意味
「気迫」には次の意味があります。
・力強く立ち向かってゆく精神力。(出典:デジタル大辞泉)
「気迫」をわかりやすく言うと、人や何かにたいして立ち向かってくために奮起する気持ちのことです。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・今の俺の気迫が普段のそれとはまったく異なることを瞬時に見て取ったのだ。
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 6 罪滅ぼし編』)
・この年になってそういう気迫を持った人はそうザラにいませんよ。
(出典:開高健『新しい天体』)
・その下にはさっきからは想像も出来ない、気迫に満ちた顔があった。
(出典:ろくごまるに『封仙娘娘追宝録6 憎みきれない好敵手』)
・女が彼の気迫にあとずさり、逃げていったのを、無影は見ていなかった。
(出典:井上祐美子『五王戦国志8 天壌篇』)
・なにをしているのかわからないが彼女の背中から気迫が放電されている。
(出典:姫野カオルコ『蕎麦屋の恋』)
類語
・迫力(はくりょく)
意味:見る人や聞く人の心に強く迫る力。(出典:デジタル大辞泉)
・凄み(すごみ)
意味:すごい感じ。ぞっとするような迫力。(出典:デジタル大辞泉)
・生気(せいき)
意味:いきいきとした感じ。活気。(出典:デジタル大辞泉)
・活気(かっき)
意味:生き生きとした気分。生気。(出典:デジタル大辞泉)
・精彩(せいさい)
意味:生き生きとした感じ。活気ある姿・ようす。(出典:デジタル大辞泉)