面接
「採用面接」などのように使う「面接」という言葉。
「面接」は、音読みで「めんせつ」と読みます。
「面接」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「面接」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
面接の意味
「面接」には次の意味があります。
・直接に会うこと。特に、応募者や対象者に直接会って試問・助言などをすること。(出典:デジタル大辞泉)
「面接」を分かりやすく言うと、「面と向かって対話すること」という意味になります。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・私が行くと、面接した部長が私を手まねきして別の部屋につれて行った。
(出典:群ようこ『別人「群ようこ」のできるまで』)
・たしかにそこは最初、面接の時にきかされた条件とまったく違っていた。
(出典:中上健次『十九歳のジェイコブ』)
・品のよさそうな女が出てきて、ともかく面接したい、と言ってくれた。
(出典:小池真理子『仮面のマドンナ』)
・おととい受けた面接の結果が、今日のうちにわかることになっていた。
(出典:角田光代『対岸の彼女』)
・初回の面接の時に、二人の間に存在した言葉は、俺の始めの一言だけだった。
(出典:海堂尊『チーム・バチスタの栄光(上)』)
類語
・謁見(えっけん)
意味:貴人または目上の人に会うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・面会(めんかい)
意味:人と会うこと。対面。(出典:デジタル大辞泉)
・拝謁(はいえつ)
意味:身分の高い人に面会することをへりくだっていう語。(出典:デジタル大辞泉)
・面談(めんだん)
意味:面会して直接話をすること。(出典:デジタル大辞泉)
・会談(かいだん)
意味:会って話し合うこと。また、その話し合い。(出典:デジタル大辞泉)