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絶滅危惧種とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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絶滅危惧種

「絶滅危惧種を目撃した」などのように使う「絶滅危惧種」という言葉。

「絶滅危惧種」は、音読みで「ぜつめつきぐしゅ」と読みます。

「絶滅危惧種」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「絶滅危惧種」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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絶滅危惧種の意味

「絶滅危惧種」には次の意味があります。

個体数の突然の急減もしくは重要生息地の喪失により,絶滅の危機に瀕している動植物もしくはほかの生命体の種。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

「危惧」は「悪い結果になりはしないかと心配しおそれること」を意味する二字熟語です。
「絶滅危惧種」をわかりやすく言えば「絶滅の恐れがある生物種」という意味です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・すでに彼の時代には、残り少ない絶滅危惧種であったのだ。
(出典:アーサー・C・クラーク『宇宙の旅〈オデッセイ〉シリーズ(全4巻) 4 3001年終局への旅』)

・二種とも環境省の発行するレッドリストに記載される絶滅危惧種で、国の天然記念物にも指定されている。
(出典:小菅正夫『〈旭山動物園〉革命――夢を実現した復活プロジェクト』)

・こんな場所にはいるはずのない、絶滅危惧種の珍獣だ。
(出典:喬林知『今日からマ王 第3巻 「今夜はマのつく大脱走!」)

絶滅危惧種を守らなくちゃならないとか。
(出典:西尾維新『伝説シリーズ 5 悲業伝』)

・なぜなら、アライグマだと思って捕らえた物は、実は絶滅危惧種のレッサーパンダだったからです。
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 14 涼風さつさつ』)

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類語

レッドリスト
意味:絶滅するおそれのある野生生物の種の一覧。生物学的観点から絶滅の危険度を評価し、すでに絶滅したと考えられる種や絶滅の危機にある種を「絶滅」「野生絶滅」「絶滅危惧」「準絶滅危惧」などのカテゴリーに分類して記載している。(出典:デジタル大辞泉)

IUCNアイ・ユー・シー・エヌ
意味:国際自然保護連合。地球的な規模での、自然資源と環境の保全を図るために活動する国際団体。レッドデータブックを発行するほか、世界自然遺産の候補となった物件について調査し、世界遺産委員会に報告する。(出典:デジタル大辞泉)

ツシマヤマネコ
意味:哺乳(ほにゅう)綱食肉目ネコ科の動物。ベンガルヤマネコの1亜種。長崎県対馬(つしま)や朝鮮半島などに分布し、体長45センチメートル、尾長25センチメートルほどである。国の天然記念物に指定され保護されている。(出典:日本大百科全書(ニッポニカ))

シマフクロウ
意味:クロウ目フクロウ科。全長 60~71cm。頭側にほとんど横向きになった羽角をもつ大型のフクロウ。胸と背は灰褐色で黒色の縦斑が連なり,細かい横斑が密にある。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

レッドデータブック
意味:絶滅のおそれのある野生生物を世界的規模でリスト化し,その分布や生息状況を詳説した資料集。1966年に国際自然保護連合 IUCNが初めて発行した。危機を訴える意味で赤い表紙を用いていることからこう呼ばれる。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

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