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五常とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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五常

「五常を解く」などのように使う「五常」という言葉。

「五常」は、音読みで「ごじょう」と読みます。

「五常」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「五常」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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五常の意味

「五常」には次の意味があります。

儒教で、人が常に守るべきものとする五つの道。(出典:デジタル大辞泉)

 仁・義・礼・智・信の五つからなる道徳です。人として守らなければならない教えとして、使われます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・もちろん、その当時は中国の五常、仁・義・礼・智・信は入っていない。
(出典:黒岩重吾『白鳥の王子 ヤマトタケル 1 大和の巻』)

・何ぞといふと父が私達に話して聞かせることは、人倫五常の道でした。
(出典:島崎藤村『幼き日』)

・儒教には、人が行い守るべき道として「仁・義・礼・智・信」があり、これを五常という。
(出典:島崎藤村『新生』)

・罪のあるものを罰するのは人間の道だが、畜生は五常をわきまえず、禁じられていることを知らない。
(出典:滝沢馬琴『里見八犬伝 巻1』)

・この鳥は仁義礼智信の五常をかねそなえている。
(出典:施耐庵/駒田信二訳『水滸伝(八)』)

類語

五倫(ごりん)
意味:儒教で、人の守るべき五つの道。(出典:デジタル大辞泉)

五典(ごてん)
意味:儒教で、人が守るべき五つの道。(出典:デジタル大辞泉)

五戒(ごかい)
意味:仏教で、在家の信者が守るべき五つの戒め。(出典:デジタル大辞泉)

徳義(とくぎ)
意味:人として守るべき道徳上の義務。(出典:デジタル大辞泉)

モラル
意味:道徳。倫理。(出典:デジタル大辞泉)

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