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世迷言とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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世迷言

「単なる世迷言だ」などのように使う「世迷言」という言葉。

「世迷言」は、訓読みで「よまいごと」と読みます。

「世迷言」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「世迷言」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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世迷言の意味

「世迷言」には次の意味があります。

ひとり言に、愚痴を言うこと。わけのわからない繰り言を言うこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「どうせあいつの世迷言だ」のように、相手の発言などをののしる意味でも使われることがあります。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・それは東京では冗談か世迷言と聞かれそうだが、ここでは痛切な主題である。
(出典:開高健『ロマネ・コンティ・一九三五年 六つの短篇小説』)

・頭を打ったがゆえの世迷言と、オリヴィエがこれからの話を信じないのではないかと恐れたのだ。
(出典:山藍紫姫子『THE DARK BLUE』)

・やれ無抵抗だとか、人類愛だとか、御承知の、やりきれない世迷言です。
(出典:モーム/田中西二郎訳『幸福』)

・私が200ページ近くも書き溜めてきたこのノートは、ただの狂人の世迷言
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 5 目明し編』)

・いつまで世迷言を言っているのだ。次の天下は家康だ。
(出典:茶屋二郎『遠く永い夢(上)-本能寺 信長謀殺の真実』)

類語

珍紛漢(ちんぷんかん)
意味:言葉や話がまったく通じず、何が何だか、さっぱりわけのわからないこと。(出典:デジタル大辞泉)

戯け(たわけ)
意味:ばかげた言動。(出典:デジタル大辞泉)

出鱈目(でたらめ)
意味:でまかせなこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

虚誕(きょたん)
意味:事実無根のことを、おおげさに言うこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

囈語(げいご)
意味:とりとめのない世迷いごと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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