予定
「予定を入れる」などのように使う「予定」という言葉。
「予定」は、音読みで「よてい」と読みます。
「予定」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「予定」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
予定の意味
「予定」には次の意味があります。
・行事や行動を前もって定めること。また、そのことがら。(出典:デジタル大辞泉)
「予定」の「予」には「あらかじめ」という意味があるので、簡単に言うと「あらかじめ決める」という意味になります。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・予定どおりに座ってくれなかったとしても、次の機会を待てばいいだけだ。
(出典:三雲岳斗 『少女ノイズ』)
・こちらは、あまりの予定ちがいに気ぬけしていたほど日が経っていた。
(出典:本庄陸男 『石狩川』)
・伸子は語学の稽古や芝居へゆく予定のほかに先約らしいものもなかった。
(出典:宮本百合子 『道標』)
・ともかくも言語があるという事は知識の存在を予定する。
(出典:寺田寅彦 『言語と道具』)
・豊かであるようにと予定したはずの日々が何と乏しく虚しいことか。
(出典:中島敦 『狼疾記』)
類語
・スケジュール
意味:予定。日程。また、予定表。日程表。(出典:デジタル大辞泉)
・見通し(みとおし)
意味:物事のなりゆきや、将来のことを予測すること。(出典:デジタル大辞泉)
・アジェンダ
意味:(agenda) 予定案。議事日程。また、検討すべき課題。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・予期(よき)
意味:前もって期待すること。(出典:デジタル大辞泉)
・日取り(ひどり)
意味:事を行う日を選んで決めること。また、その日。(出典:デジタル大辞泉)