菩薩
「菩薩様」などのように使う「菩薩」という言葉。
「菩薩」は、音読みで「ぼさつ」と読みます。
「菩薩」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「菩薩」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
菩薩の意味
「菩薩」には次の意味があります。
・悟りを求める人の意。(出典:デジタル大辞泉)
「菩薩」をわかりやすく言うと「悟りを求め、衆生(=しゅじょう人間を含めたすべての生物)を救うために多くの修行を重ねる者」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・こうした人たちは、さらに上段階である七次元の菩薩になることを目指して、日々、努力精進しています。
(出典:大川隆法『永遠の法』)
・真理知識の吸収なくして、菩薩に至ることはない。
(出典:大川隆法『永遠の法』)
・仏の心を自らの心として、世の人々を悟らせ、救済していくことが、菩薩たちの地上での人生。
(出典:大川隆法『永遠の法』)
・これは大乗の菩薩の境地であり、積極的でダイナミックな涅槃観です。
(出典:大川隆法『悟りの挑戦』下巻)
・阿羅漢から菩薩に入るのでも、相当な生まれ変わりをして成功しないと、そう簡単には入れません。
(出典:大川隆法『悟りの挑戦』下巻)
類語
・文殊菩薩(もんじゅぼさつ)
意味:一般に智慧を司る仏とされる(出典:フリー百科事典)
・普賢菩薩(ふげんぼさつ)
意味:釈迦 (しゃか) の右側に立つ脇侍。理知・慈悲をつかさどり、また延命の徳を備える。(出典:デジタル大辞泉)
・弥勒菩薩(みろくぼさつ)
意味:釈迦 (しゃか) 入滅から56億7000万年後の未来の世に仏となってこの世にくだり、衆生を救済するという菩薩。(出典:デジタル大辞泉)
・行基菩薩(ぎょうきぼさつ)
意味:聖武天皇により奈良の大仏(東大寺)造立の実質上の責任者として招聘された。(出典:フリー百科事典)
・阿羅漢(あらかん)
意味:尊敬を受けるに値する人の意(出典:デジタル大辞泉)