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無理心中とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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無理心中

「無理心中のニュースが流れる」などのように使う「無理心中」という言葉。

「無理心中」は、音読みで「むりしんじゅう」と読みます。

「無理心中」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「無理心中」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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無理心中の意味

「無理心中」には次の意味があります。

相手が同意しないのに、その相手を殺し、自分も死ぬこと。無理やりにする心中。(出典:精選版 日本国語大辞典)

死ぬ気のない相手に心中を強いることを言います。
相手を殺害してから自分も自決することが多いようです。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・玲奈とすり代わった女とその弟の恋に実の母親が腹をたてて無理心中を?
(出典:小池真理子『仮面のマドンナ』)

・わたしはあんたが最後の男だから、無理心中でもして一緒に抱き込むわ。
(出典:松本清張『陸行水行 別冊黒い画集2』)

・そして女の子と国王の無理心中なんてことはまさかおおやけにはできない。
(出典:茅田砂胡『デルフィニア戦記 第1巻 「放浪の戦士」』)

・十一月十九日付の新聞に、一家九人の無理心中のニュースが出ていた。
(出典:三浦綾子『孤独のとなり』)

無理心中では、当事者が有名人である以外、小さな事件にしかならない。
(出典:西村京太郎『雲仙・長崎殺意の旅』)

類語

道連れ(みちづれ)
意味: 一緒に行動させること。同じ道をとらせること。(出典:デジタル大辞泉)

情死(じょうし)
意味:愛し合っている男女がいっしょに自殺すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

抱合い心中(だきあいしんじゅう)
意味:抱き合ってする心中。男女が互いに抱き合ったまま情死すること。(出典:デジタル大辞泉)

共倒れ(ともだおれ)
意味:互いに競争し合ったり助け合ったりした結果、両者がともに成り立たなくなること。(出典:デジタル大辞泉)

一蓮托生(いちれんたくしょう)
意味:結果はどうなろうと、行動や運命をともにすること。(出典:デジタル大辞泉)

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