豪華絢爛
「豪華絢爛な宴」などのように使う「豪華絢爛」という言葉。
「豪華絢爛」は、音読みで「ごうかけんらん」と読みます。
「豪華絢爛」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「豪華絢爛」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
豪華絢爛の意味
「豪華絢爛」には次の意味があります。
・ぜいたくで、きらびやかに輝き美しいこと。また、その様子。（出典：四字熟語を知る辞典）
「豪華」は「贅沢で華やかなこと」、「絢爛」は「きらびやかで美しいこと」を意味する二字熟語です。
「豪華絢爛」は「絢爛豪華（けんらんごうか）」とも言います。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・ラージャ王女の部屋に招かれたジゼルは、その豪華絢爛に唖然とした。
（出典：小林めぐみ 『ねこのめ 第1巻 天秤の錯覚』）
・伏見城の豪華絢爛はこの世のものとは思えなかった。
（出典：山田風太郎 『忍法破倭兵状』）
・豪華絢爛とはいえないだろう?
（出典：森博嗣『四季 4 冬』）
・金ぴか斑のゾウの卵の、これでもかといわんばかりに豪華絢爛で巨大なことといったら!
（出典：久美沙織 『小説 エマ 2』）
・豪華絢爛な衣装を引きずるようにしながら、一直線に七実の部屋を目指すとがめの足取りに迷いはない。
（出典：西尾維新 『刀語(全12巻) 刀語 7 第七話 悪刀・鐚』）
類語
・華麗（かれい）
意味：はなやかで美しいこと。はでやかなこと。（出典：デジタル大辞泉）
・華美（かび）
意味：はなやかで美しいこと。また、はなやかすぎて不相応なこと。（出典：デジタル大辞泉）
・煌やか（きらやか）
意味：輝くように美しいさま。（出典：デジタル大辞泉）
・きらびやか
意味：華やかで輝くばかりに美しいさま。（出典：デジタル大辞泉）
・艶やか（つややか）
意味：光沢があって美しいさま。（出典：デジタル大辞泉）
