個人情報
「個人情報を管理する」などのように使う「個人情報」という言葉。
「個人情報」は、音読みで「こじんじょうほう」と読みます。
「個人情報」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「個人情報」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
個人情報の意味
「個人情報」には次の意味があります。
・国や地方自治体、事業者などが扱う各種の情報のうち、(生存する)個人の情報で、特定の個人を識別できる情報。氏名・生年月日・性別・住所・家族構成など。また、購入商品記録、病歴・通院記録など、個人の私生活が露わになるおそれのある情報。(出典:デジタル大辞泉)
「個人情報」をわかりやすくいえば、「ある人物と特定できる情報」という意味です。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・処分しなければならないのは、自分に関する個人情報が詰まった書類である。
(出典:貴志祐介『硝子のハンマー』)
・その事件がきっかけで、個人情報のガードが固くなったということだった。
(出典:浜崎達也『絶対少年 ~神隠しの秋~穴森 携帯版小説 第1-6章』)
・僕等はもっと、その被害者の個人情報を知る必要がある訳です。
(出典:京極夏彦『鉄鼠の檻』)
・そこには若い女性の写真と詳細な個人情報が綴り込まれていた
(出典:佐島勤『魔法科高校の劣等生 12 ダブルセブン編』)
・個人情報を記憶しているかぎり入力して絞りこんでいくのだ。
(出典:森岡浩之『星界シリーズ 3 家族の食卓』)
類語
・プライバシー(ぷらいばしー)
意味:個人や家庭内の私事・私生活。個人の秘密。(出典:デジタル大辞泉)
・私生活(しせいかつ)
意味:その人の、個人としての生活。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・暮し(くらし)
意味:日々の生活。生計。(出典:デジタル大辞泉)
・伏字(ふせじ)
意味:明記することをはばかる箇所を空白にしたり、〇×などの印で表わしたりすること。
(出典:精選版 日本国語大辞典)
・機密(きみつ)
意味:政治・軍事上、きわめて重要な事柄についての秘密。(出典:デジタル大辞泉)