ハーモニー
「美しいハーモニー」などのように使う「ハーモニー」という言葉。
英語では、「harmony」と表記します。
「ハーモニー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「ハーモニー」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
ハーモニーの意味
「ハーモニー」には次の意味があります。
・ 調和。諧調。(出典:デジタル大辞泉)
ハーモニーは音楽だけでなく、自然・生物・建物などが調和がとれている場合にも使われます。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・私は意識をもって、生き物たちのハーモニーの美しさを認識できるのだ。
(出典:田口ランディ『ハーモニーの幸せ』)
・誰も皆老人だったが、素人とは思えない見事なハーモニーで唱っていた。
(出典:胡桃沢耕史『旅券のない旅』)
・そういえば美しいハーモニーが向うのほうから聞えてくる。
(出典:中村希明『怪談の科学―幽霊はなぜ現れる』)
・自分はどうしてあれほどまでにハーモニーに衝撃を受けるのだろうか。
(出典:田口ランディ『ハーモニーの幸せ』)
・人間同士の調和の最も深いあらわれは、こういうハーモニーにこそあるのだから。
(出典:宮本百合子『女性の歴史』)
類語
・調和(ちょうわ)
意味:全体がほどよくつりあって、矛盾や衝突などがなく、まとまっていること。(出典:デジタル大辞泉)
・諧調(かいちょう)
意味:調和のよくとれた音・調子。(出典:デジタル大辞泉)
・釣合い(つりあい)
意味:調和。均衡。バランス。(出典:デジタル大辞泉)
・和合(わごう)
意味:まぜ合わせること。(出典:デジタル大辞泉)
・一致(いっち)
意味:二つ以上のものがぴったり一つになること。(出典:デジタル大辞泉)