信憑性
「しんぴょうせい」と読みます。
「信憑性がある」などと使われる「信憑性」という言葉。
日常生活やビジネスシーンなどで、耳にすることがある「信憑性」ですが、どのような意味なのでしょう?
この記事では「信憑性」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
信憑性の意味
「信憑性」には次の意味があります。
・人の言葉などに対する、信用できる度合。信頼性。(出典:大辞林 第三版)
「信憑性」をわかりやすく表すと「他人の言葉や行動などを、信用できる可能性が高い」と表します。
また、「信憑性がない・薄い」という言葉になると、「他人の言葉や行動などを、信用できる可能性が低い」と表すことができます。
「信憑性」は、人の言葉や行動以外にも、証言や情報などの物事について使うことができます。
具体的な使い方や例文は下記の通りです。
使い方・例文
・その言葉に一片たりとの信憑性もないことはもはや疑いようもないんだが。
(出典:五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密 第01巻』)
・単なる思いつきだったが、こうなるとかなり信憑性があるかもしれない。
(出典:吉野匠『レイン3 シャンドリス、侵攻す』)
・ 神の力を得て空を飛んだという伝説はともかく、こっちの方は信憑性がある。
(出典:和田はつ子『薬師』)
・あの誰とも知れぬ少女の言葉に、いったいどれほどの信憑性があるのだろうか。
(出典:多島斗志之『症例A』)
・その後も全国各地から信憑性の薄い目撃情報が寄せられている。
(出典:酒見賢一『泣き虫弱虫諸葛孔明』)
・そして知ったことは、伝説は信憑性が薄い、ということであった。
(出典:阿智太郎『僕の血を吸わないで1』)