リスナー
「ラジオのリスナー」などのように使う「リスナー」という言葉。
英語では「listener」と表記します。
「リスナー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「リスナー」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
リスナーの意味
「リスナー」には次の意味があります。
・(音楽などの)聞き手。また、ラジオの聴取者。(出典:デジタル大辞泉)
「リスナー(listener)」は、英語で「聞く人」を意味する言葉です。
日本では「音楽やラジオを聞く人」を意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・こんな会話がリスナーにとって面白いのだろうか、と私は不思議だった。
(出典:小林信彦『怪物がめざめる夜』)
・昼間のラジオ番組は主婦と高齢者を主なリスナーと設定して作られている。
(出典:村上春樹『1Q84 BOOK3』)
・番組の中でそこまで言ったのは、リスナーをけしかけてるわけです。
(出典:小林信彦『怪物がめざめる夜』)
・アナウンサーが、リスナーからの手紙を朗読するように読んでいる。
(出典:奥田英朗『邪魔』)
・つまり、スタジオでの雑談を、そのまま、リスナーに聞かせたわけですね。
(出典:小林信彦『怪物がめざめる夜』)
類語
・傾聴(けいちょう)
意味:耳を傾けて、熱心に聞くこと。(出典:デジタル大辞泉)
・聴衆(ちょうしゅう)
意味:説法・講説などを聞きに集まった人々。(出典:デジタル大辞泉)
・傍聴人(ぼうちょうにん)
意味:聴することを許可された人。傍聴者。(出典:デジタル大辞泉)
・聞き手(ききて)
意味: 人の話や音楽などを聞く側の人。(出典:デジタル大辞泉)
・聞き役(ききやく)
意味:人が話すのを聞く立場。(出典:デジタル大辞泉)