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満載とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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満載

「人が満載」などのように使う「満載」という言葉。

「満載」は、音読みで「まんさい」と読みます。

「満載」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「満載」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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満載の意味

「満載」には次の二つの意味があります。

1人や荷物をいっぱいにのせること。
2新聞・雑誌に、記事・読み物などをいっぱいのせること。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

満載の意味①「人や荷物をいっぱいにのせること。」

「満載」の一つ目の意味は「人や荷物をいっぱいにのせること。」です。

いっぱい乗せることと言っても、実際は使用率の上限という意味ではなく、思う存分に乗せるといったニュアンスで使われます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ドイツ軍戦車の後には、兵士を満載した数百台のトラックが続いていた。
(出典:光瀬龍『墓碑銘二〇〇七年』)

・総監の馬車のうしろには、新聞記者を満載した馬車が三台つづいていた。
(出典:ルルー 木村庄三郎『黄色い部屋の秘密』)

・隣のスティーヴン家から子供たちを満載した馬車が出て行くところだった。
(出典:服部まゆみ『一八八八 切り裂きジャック』)

・海には敵兵を満載した幾隻かのボートが近づいて来るのが見えた。
(出典:アレクサンドル デュマ 石川登志夫『鉄仮面 下』)

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類語

多量たりょう
意味:分量の多いこと。また、そのさま。大量。(出典:デジタル大辞泉)

満員まんいん
意味:定員に達すること。また、余地がないほど人がいっぱいにはいっていること。(出典:デジタル大辞泉)

人込みひとごみ
意味:たくさんの人がいて込み合っていること。また、その場所。(出典:デジタル大辞泉)

混雑こんざつ
意味:たくさんの人が集まって込み合うこと。(出典:デジタル大辞泉)

満載の意味②「新聞・雑誌に、記事・読み物などをいっぱいのせること。」

「満載」の二つ目の意味は「新聞・雑誌に、記事・読み物などをいっぱいのせること。」です。

誌面に多くの情報が載っていることを表します。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・この日はどの新聞も初めから終りまで乃木将軍の記事を満載している。
(出典:大宅壮一『炎は流れる1 明治と昭和の谷間』)

・パンフレットには、ホテルのさまざまな施設の写真が満載されている。
(出典:坂東眞砂子『夢の封印』)

・発表後第一日である昨日の新聞紙にはモラトリアム案内の記事が満載された。
(出典:宮本百合子『モラトリアム質疑』)

・ほかの教科に比して、英語だけは教科書にポップな絵が満載されている。
(出典:姫野カオルコ『ツ、イ、ラ、ク』)

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類語

幾多いくた
意味:数の多いこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

あまた
意味:数量の多いさま。たくさん。(出典:デジタル大辞泉)

沢山たくさん
意味:数や程度のはなはだしいさま。(出典:デジタル大辞泉)

掲げるかかげる
意味:新聞・雑誌などの、目立つ場所に載せる。目立つように工夫して載せる。(出典:デジタル大辞泉)

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