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平静とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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平静

「平静を装う」などのように使う「平静」という言葉。

「平静」は、音読みで「へいせい」と読みます。

「平静」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「平静」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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平静の意味

「平静」には次の意味があります。

おだやかで静かなこと。静かに落ち着いていること。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

人の気持ちや物事が穏やかで静かであることを意味します。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

平静を装ってはいるけれど、そろそろ限界に近いのが口調から分かった。
(出典:佐竹彬『カクレヒメ 第1巻』)

・おれは気分をゆったりさせ平静にみえるようにしようと大いに努力した。
(出典:ハーラン・エリスン『ステンレス・スチール・ラット シリーズ(全5巻) 1 ステンレス・スチール・ラット』)

・感情がどこかへ行ってしまったかのように、妙に平静な気持ちだった。
(出典:エディングス『マロリオン物語4 禁じられた呪文』)

・彼は例の平静さで、震えもしなければたかまりもしない声で答えた。
(出典:ユゴー/斎藤正直訳『レ・ミゼラブル(下)』)

・あらゆる役人は、平静らしく見えるときでさえもいらいらしているのだ。
(出典:原田義人『審判』)

・しかしそこには完全なる平静以外に何物も見いだすことができなかった。
(出典:ハシェク/辻恒彦訳『良き兵士シュベイク(上)』)

・大きな事件の中で、ちゃんと物事を見る平静心を保っている人は少ない。
(出典:ヴィドック/三宅一郎訳『ヴィドック回想録』)

・もとの平静状態にもどると、それらは小さな太陽ほどにも輝かなかった。
(出典:E・E・スミス『創元版 スカイラーク・シリーズ(全4巻) 4 スカイラーク対デュケーヌ』)

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