開催
「イベントを開催する」などのように使う「開催」という言葉。
「開催」は、音読みで「かいさい」と読みます。
「開催」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「開催」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
開催の意味
「開催」には次の意味があります。
・集会、会議などを開くこと。展覧会、博覧会など催し物を行なうこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
何らかのイベント・催し物などを開くことを意味します。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・年に一度の大イベントであり、しかも予定より二か月も早い開催である。
(出典:河出智紀『まずは一報ポプラパレスより 1』)
・同じ日の晩に開催中であった立法議会よりも、もっとひどい混乱でした。
(出典:サド/澁澤龍彦訳『ソドム百二十日』』)
・二十七日はそこで二〇一〇年最後の交換会が開催される日だった。
(出典:三上延『ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~』)
・とにかく、コロンビアは一九八六年大会の開催を返上することになった。
(出典:後藤健生『ワールドカップの世紀』)
・去年は開催校の京都がほとんどの大和杯を獲ってしまいましたからね。
(出典:万城目学『鹿男あをによし』)
類語
・挙行(きょこう)
意味:儀式や行事などをとり行うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・執行(しっこう)
意味: とりおこなうこと。 (出典:デジタル大辞泉)
・催す(もよおす)
意味:人を集めて行事などを行う。(出典:デジタル大辞泉)
・主催(しゅさい)
意味:中心となって会合や行事などを行うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・年中行事(ねんじゅうぎょうじ・ねんちゅうぎょうじ)
意味:一年のうちで、一定の時期に慣例として行なわれる公事。もと、宮中で行なわれるものをいったが、後には民間の行事・祭礼にもいうようになった。(出典:精選版 日本国語大辞典)