バイタリティ
「バイタリティがある人」などのように使う「バイタリティ」という言葉。
英語では「vitality」と表記します。
「バイタリティ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「バイタリティ」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
バイタリティの意味
「バイタリティ」には次の意味があります。
・いきいきとした力。さまざまな苦難や障害を乗り越えていくような力強さ。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「バイタリティ」は、ラテン語の「命」を意味する言葉が語源とされており、「生き生きとした生命力」や「旺盛なエネルギー」というような意味で使います。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・疲れを知らぬバイタリティで、今度は自らメンケン氏を調教し始めました。
(出典:酒見賢一『語り手の事情』)
・お前たちの底知れないバイタリティが銀河を活性化させることに。
(出典:山本弘『まだ見ぬ冬の悲しみも』)
・だが、老人の心からは、すでにそうしたバイタリティは失われているのだ。
(出典:貴志祐介『十三番目の人格 ISOLA』)
・とはいえ、内に秘めたバイタリティまでは、失ってはいませんけれどもね。
(出典:かんべむさし『かんちがい閉口坊』)
・抜群の力とそれ以上に積極的に自分をアピールするバイタリティが必要なのだ。
(出典:有沢まみず『いぬかみっ!09』)
類語
・生命力(せいめいりょく)
意味:生きる力。生きぬく力。(出典:デジタル大辞泉)
・活力(かつりょく)
意味:活動を生み出す力。元気よく動いたり働いたりする力。(出典:デジタル大辞泉)
・エネルギー(energy)
意味:物事をなしとげる気力・活力。(出典:デジタル大辞泉)
・行動力(こうどうりょく)
意味:目的のために積極的に行動する力。(出典:デジタル大辞泉)
・生気(せいき)
意味:いきいきとした感じ。活気。(出典:デジタル大辞泉)