アンバー
「アンバー色の髪」などのように使う「アンバー」という言葉。
英語では、「amber」と表記します。
「アンバー」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「アンバー」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
アンバーの意味
「アンバー」には次の意味があります。
・ 琥珀(こはく)。また、琥珀色。(出典:デジタル大辞泉)
パワーストーンなどで聞く「アンバー」は、「琥珀」のことを意味します。
琥珀は石ではなく、樹液が固まり化石化したものです。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・薄紫銀の髪に、アンバーの両眼を持った、俺の知らないマシン・チャイルドだ。
(出典:九条公人『求めしは力、得るものは華、失いしは・・・闇』)
・栗色の髪とアンバー色の瞳を持つ、背の高い娘がエリザベートだ。
(出典:大藪春彦『黒豹の鎮魂歌 第一部』)
・普段は怜悧な知性の光を宿すアンバーの瞳は、胸と口に与えられる刺激に、潤んでいる。
(出典:九条公人『機動戦艦ナデシコ ルリとアキト熱愛編』)
・そのアンバーの瞳が、うつろで、ぼんやりとしている。
(出典:高千穂遙『ダーティペアシリーズ02 ダーティペアの大逆転』)
・ちょっとアンバーがかったヘアを逆三角形に整えれば、それがイヴの葉になる。
(出典:池上永一『レキオス』)
類語
・琥珀(こはく)
意味:地質時代の樹脂の化石。(出典:デジタル大辞泉)
・黄金色(こがねいろ)
意味:黄金のもつ、輝く黄色。(出典:デジタル大辞泉)
・カメオ
意味:貝殻などの色の違った層を利用して、精巧な浮き彫りをした装飾品。(出典:デジタル大辞泉)
・黄色(きいろ)
意味:三原色の一つで、黄の色。(出典:)
・化石(かせき)
意味:石になること。(出典:デジタル大辞泉)