高止まり
「値動きが高止まりしています」などのように使う「高止まり」という言葉。
「高止まり」は、訓読みで「たかどまり」と読みます。
「高止まり」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「高止まり」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
高止まりの意味
「高止まり」には次の意味があります。
・相場や価格などが高値のままで下がらない状態をいう。(出典:デジタル大辞泉)
言い換えると、ある数値が高い水準のままで動かない状態にあることを言います。
主に、金融やビジネスにおいて、相場や価格などについて言うことが多いですが、それ以外の場合でも数値で表されるものにも用いることができます。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・その後わずかに減少に転じてたが、いまなお高止まりしている。
・競合がいないため、相場は高止まりとなっている。
・もともとの流通数が少なく、その商品の中古価格は高止まりしている。
・高止まりしているコストや価格を、それを刷新することにより下げられるかもしれない。
・志願者数は高止まりしており、それ以上は見込めない。
類語
・頭打ち(あたまうち)
意味:上昇を続けてきた相場が、それ以上上がらなくなること。(出典:デジタル大辞泉)
・天井(てんじょう)
意味:物価や相場の最高値。(出典:デジタル大辞泉)
・横這い(よこばい)
意味:物価・相場・計数などで目立った変動のない状態が続くこと。(出典:デジタル大辞泉)
・踊り場(おどりば)
意味:経済用語。景気が上昇する局面で、景気の回復が鈍り、横ばいの状態にあること。(出典:デジタル大辞泉)
・足踏み(あしぶみ)
意味:物事の進行が止まって、同じような状態が続くこと。停滞。(出典:デジタル大辞泉)