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驕り高ぶるとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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驕り高ぶる

「驕り高ぶった態度をとる」などのように使う「驕り高ぶる」という言葉。

「驕り高ぶる」は、訓読みで「おごりたかぶる」と読み、「傲り高ぶる」とも表記できます。

「驕り高ぶる」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「驕り高ぶる」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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驕り高ぶるの意味

「驕り高ぶる」には次の意味があります。

他人をあなどり、思い上がった態度をとる。(出典:デジタル大辞泉)

言い換えると、他人を見下し、自身を過大評価してうぬぼれ、いい気になって偉そうな態度をすることです。
「驕る」には、地位・権力・財産・才能などを誇って、思い上がった振る舞いをする、という意味があります。
「高ぶる」にも、思い上がった態度をとる、尊大に振る舞う、という意味があります。
その2つの動詞が組み合わさった複合動詞です。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

おごり高ぶる異端どもやエルフに、思い知らせてあげようじゃない!
(出典:ヤマグチノボル『ゼロの使い魔 第14巻 <水都市の聖女>』)

・正式に言いつかってもおごり高ぶることなく実直に勤めていたのもよかったようだ。
(出典:茅田砂胡『デルフィニア戦記 第2巻 「黄金の戦女神」』)

・それが傲り高ぶっているアミールどもとその手の者とのちがいだわ。
(出典:古川日出男『アラビアの夜の種族1』)

・しかし、傲り高ぶってはならない、心を戒いましめるためにも、中古品で我慢しよう、という武田の思いが、新しい机や椅子を拒絶したのだ。
(出典:高杉良『勇気凜々』)

・それも決してきびしくとか、傲り高ぶって、とかいうのではないのです。むしろ実にただ静かに、澄んだ目付をしているのです。
(出典:ヘッセ/芳賀檀訳『漂泊の人(クヌルプ)』)

類語

威張り散らす(いばりちらす)
意味:むやみに威張る。だれにでもえらそうな態度をとる。(出典:デジタル大辞泉)

付上る/付け上る/付け上がる(つけあがる)
意味:相手が寛大なのをいいことにして、わがままを言ったり、思いあがったことをしたりする。(出典:デジタル大辞泉)

図に乗る(ずにのる)
意味:いい気になって勢いづく。調子に乗る。つけあがる。(出典:デジタル大辞泉)

偉ぶる(えらぶる)
意味:偉そうに振る舞う。偉そうに見せる。(出典:デジタル大辞泉)

反返る/反り返る(そりかえる)
意味:胸を張り、からだをぐっと後ろへ曲げる。そっくりかえる。いばった態度などにいう。(出典:デジタル大辞泉)

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