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香典とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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香典

「香典をお供えする」などのように使う「香典」という言葉。

「香典」は、音読みで「こうでん」と読みます。

「香典」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「香典」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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香典の意味

「香典」には次の意味があります。

死者の霊前に供えて、香や花の代わりとする金品。香料。(出典:デジタル大辞泉)

香の代わりに仏前に供える金銭であり、本来は弔問者が香を持参するのだが、先方が用意してくれた香を使わせていただくので、その香料であると考えられたため香典と名付けられたそうです。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・それほどまでして、香典を持って来るというのは、何かよほどの理由があるのだろう。
(出典:赤川次郎『静かなる良人』)

・積み上げられている香典も、庶民の葬式のときとは額が違うのだろう。
(出典:畠中恵『百万の手』)

・毎回自弁で香典を払おうかと思うが、給料の額を考えるとまた腹が立つ。
(出典:養老孟司『脳の見方』)

・坊主がきて、みんなでお経を上げてね、村じゅうの人が香典を持ってくる。
(出典:浅田次郎『鉄道員(ぽっぽや)』)

・死んだ者への香典、負傷者への治療費と見舞金がまた大した額になった。
(出典:笹沢左保『雪に花散る奥州路』)

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類語

香料(こうりょう)
意味:「香典」に同じ。(出典:デジタル大辞泉)

線香代(せんこうだい)
意味:線香の代金。香料。香典。(出典:デジタル大辞泉)

御花料(おはなりょう)
意味:キリスト教による葬儀の際に、香典の上書きに使う言葉。(出典:デジタル大辞泉)

御霊前(ごれいぜん)
意味:位牌の前に供える金品に記す語。四十九日まで用います。それ以降は「御仏前」と記します。(出典:葬儀辞典)

御仏前(ごぶつぜん)
意味:位牌の前に供える品に記す語。四十九日以降に用います。それ以前は「御霊前」と記します。(出典:葬儀辞典)

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