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韻文とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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韻文

「韻文を書き連ねる」などのように使う「韻文」という言葉。

「韻文」は、音読みで「いんぶん」と読みます。

「韻文」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「韻文」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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韻文の意味

「韻文」には次の意味があります。

・一定の韻律をもち、形式の整った文章。漢文では句末に韻字を置いた詩・賦などをいい、和文では和歌・俳句などをいう。狭義には詩と同義に用いられる。(出典:デジタル大辞泉)

「韻文」をわかりやすく言い換えると、「形式の整った詩」です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・かく韻文という言語が、一つの思想中で二つの別義に解釈されている。
(出典:萩原朔太郎『詩の原理』)

・少なくとも正確な意味で言われるところの、辞書の韻文には属してない。
(出典:萩原朔太郎『詩の原理』)

・多分之は韻文ではあっても必ずしも詩の本来の意味ではないだろう。
(出典:戸坂潤『日本イデオロギー論』)

・彼等は韻文の形式に窮屈して、より拘束なき自由の音楽を呼ぼうとした。
(出典:萩原朔太郎『詩の原理』)

・「だれかが呼びにくるでしょう」それから彼女は韻文の断片を引用した。
(出典:ウルフ/岡部宏之訳『新しい太陽の書2』)

類語

・詩(し)
意味:文学の様式の一。自然や人事などから受ける感興・感動を、リズムをもつ言語形式で表現したもの。押韻・韻律・字数などに規定のある定型詩と、それのない自由詩・散文詩とがあり、また、内容から叙情詩・叙事詩・劇詩などに分ける。(出典:デジタル大辞泉)

・うた
意味:一定の音節数によって語の調子を整えた感情の表現。長歌・短歌・旋頭歌や近代詩などの総称。(出典:デジタル大辞泉)

・詩歌(しか)
意味:詩・和歌・俳句など韻文の総称。(出典:デジタル大辞泉)

・吟詠(ぎんえい)
意味:詩歌を作ること。また、その詩歌。(出典:デジタル大辞泉)

・定型詩(ていけいし)
意味:伝統的に、詩句の数や配列順序に一定の形式をもっている詩。漢詩の五言・七言の絶句や律詩、西洋のソネット、日本の短歌・俳句など。(出典:デジタル大辞泉)

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