飲食
「飲食はお控えください」などのように使う「飲食」という言葉。
「飲食」は、音読みで「いんしょく」と読みます。
「飲食」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「飲食」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
飲食の意味
「飲食」には次の意味があります。
・飲むことと食べること。のみくい。また、飲み物と食べ物。(出典:デジタル大辞泉)
「飲食」をわかりやすく言うと、「飲み物を飲んだり、食べ物を食べたりすること」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・おれに盛んに飲食させながら、主人は杯にも皿にも手を着けずにいる。
(出典:森鴎外訳『諸国物語(上)』)
・一つは、一年のあいだ宮廷で飲食することを許されたいということ。
(出典:井村君江『アーサー王ロマンス』)
・下町誠一は両側に小さな飲食店が並ぶ幅の狭い道を抜けると左へ曲った。
(出典:半村良『下町探偵局PART1』)
・彼がこの世で行ったことと言えば、飲食し睡眠し、また起きることです。
(出典:林田清明『九州の学生とともに』)
・私の昨日の飲食状況を尋ねたあとは、もっとつっこんだ調査が行われた。
(出典:群ようこ『アメリカ居すわり一人旅』)
類語
・食事(しょくじ)
意味:栄養をとるために、習慣的に毎日何度か物を食べること。また、その食べ物。(出典:デジタル大辞泉)
・晩餐(ばんさん)
意味:夕食。夕飯。現代では、客を招くなどあらたまった感じの豪華な夕食をいう。(出典:デジタル大辞泉)
・酒食(しゅしょく)
意味:酒を飲み、物を食べること。酒と食物。(出典:デジタル大辞泉)
・喫茶(きっさ)
意味:茶を飲むこと。(出典:デジタル大辞泉)
・外食(がいしょく)
意味:家庭以外で食事をとること。また、その食事。(出典:デジタル大辞泉)