食卓
「食卓の上の料理」などのように使う「食卓」という言葉。
「食卓」は、音読みで「しょくたく」と読みます。
「食卓」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「食卓」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
食卓の意味
「食卓」には次の意味があります。
・食事をするために、食物や食器をのせる台。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「テーブル」や「ちゃぶ台」などが食卓になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・結婚当初の半年くらいは、晩飯の食卓に料理が十品くらい並んでいた。
(出典:伊丹万作『わが妻の記』)
・彼はゴリオ爺さんが起きていて食卓につこうとしているのを見つけた。
(出典:バルザック・オノレ・ド『ゴリオ爺さん』)
・食卓にのぼる魚の王といえば、誰でもまず、キング・サーモンを思い浮かべる。
(出典:石井美樹子『中世の食卓から』)
・石像の手から籠を取り、それを食卓の上に載せたのである。
(出典:アレクサンドル・デュマ/泉田武二訳『モンテ・クリスト伯』)
・テーブルは明らかに、机兼食卓として使用されているものであった。
(出典:E・R・バローズ『創元初訳版/金星シリーズ(全5巻) 2 金星の死者の国』)
類語
・食堂(しょくどう)
意味:食事をするように定め、そのように設備した部屋。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・食膳(しょくぜん)
意味:食べ物をのせる膳。また、膳にのせた食べ物。(出典:デジタル大辞泉)
・茶盆(ちゃぼん)
意味:茶器などをのせる盆。(出典:デジタル大辞泉)
・相席(あいせき)
意味:飲食店などで、見知らぬ客と同じ席につくこと。(出典:デジタル大辞泉)
・伴食(ばんしょく)
意味:主客の伴ともをして、ごちそうになること。(出典:デジタル大辞泉)